4月29日BBJ千葉出場してきましたー！
文化部→内勤、スポーツ経験「乗馬くらい」の私がボディメイクのコンテストに出るなんて、当日の朝まで実感無くてホント何かの冗談かと思いました。
結果は5位入賞、ギリギリ表彰式立てました。
スポットライトへの渇望拗らせて厨二から三十路になり果てたので「無理悔しいｯｯｯ」とは思うものの、正直私頑張ったなあって思ってます。
だってね
1位：2022埼玉グランプリ
2位：2022松山グランプリ
3位：薬剤師/パーソナルトレーナー
4位：2022新潟3位/越後湯沢観光大使ミス駒子
錚々たるメンツが錚々たりすぎやしないですか…
そこに
5位：ワイ(パンピー)
もうホント自分ギュっっっしてあげたい。
けど切り替えて7月宇都宮目指します。
ハングリー精神大事。
もう減量のハングリーしたくないけど。
まだまだ行けんぜ。
日々の練習
3,4日に一回ほど収容人数30人ほどのひろーいスタジオ借りて一人練習してました。
半裸で。
ウォーキング心配すぎてひたすら歩ける場所探したらこうなりました。
一人で練習すると「わからん」が発見できるので、そいつを携えて公式レッスンに参加。
すると「オケ理解した完璧」ってなるんです。
で、ソロ半裸練習アゲイン。
「やっぱわかんねえ…」
この繰り返しでちょっとずつ「知ってる」が増えてきました。
「体軸」っていうものの正体
直前までわからなかった。
「軸をうまく使える選手が上手な選手」
どうやら姿勢を綺麗にブレずに立って歩くには「体軸」ってものの会得が必要らしくて。
いや軸ってなに…
体の軸って筋トレしたら備わるんじゃないの…
スクワットとデッドリフトだけは日々欠かさずやってきたよ…
と、滅茶苦茶苦悩したもんです。
でね、まだ全然完璧じゃないけども、色んな話の点と点を繋いで作った今の私の「軸づくり」がこちら。
① 内転筋(内もも)で立つために足揃えて膝とお尻に力いれる
前傾姿勢で足ピーンして立ってみると内ももに力入れやすい。
② 骨盤はできる限り垂直に
内ももの力をキープしたまま腹筋で腹押しつぶす感覚で腰だけ立てる。
腹筋キープで反り腰防止。
③ 背中は極限まで後ろに引き寄せる
①/②の工程で自然と起立筋が隆起してるのでそこ目掛けて広背筋落とし込む。
よくトレーニングで言う「肩甲骨寄せる」って動きですね。
④ 頼むから顎引いてくれ
よく「胸を高く」って表現されますが、首が前に出てると胸は上がらない。
当たり前なのに普段前傾状態過ぎて気づかなかった。
正直大会4日前まで気づかなかった。
会社の貸与PC、ノートなんですわ…。
常にこんなんす。
マジスマホ首メーカー。
ちょっと勤め先たん、サステナの一環でPC台(軽量)配布していただけないでしょうか。笑
※とまるサステナ推進担当
こうして付け焼刃ながら一旦、片足立ちでもブレない程度の軸をその場で作る術を得ました。
まだ全然身体になじんではないけども。
大会直前の減量と美容
眠い!!!そして超眠れない!!!!!
この世の地獄でした。
人間は糖質が不足すると本当に眠れなくなるらしい。
私の減量メニューは超シンプル。
お腹がすいたら完全栄養食(ドリンク)を250kcal分飲む×1日5回。
若干周囲に「ヤベーヤツ」扱いされましたが(笑)私にとっては一番楽な減量。
日中からPFCバランス完璧な食事なんてできないし、まず食べるって行為した時点で食欲湧いちゃって無理。
という訳でバランス完璧なドリンクをただただ飲む！
この作戦で1週間前まではうまくいってました。
1週間前までは。
日が近づくにつれて焦りから補給回数減っちゃって。
最終週 体重1.7kg減、体脂肪2%UP、筋肉量2.1kg減。
痩せたじゃなくてやつれた。ぴえん。
栄養失調だと水分も糖も身体に貯蓄されなくなるので体組成計上「体脂肪増えた判定」が出ます。
絞ったスポンジ状態なので食事戻せば身体も戻るんだけど、何が問題って見た目。
筋肉のハリなくなるので皮膚あまってマジでボディライン崩れますね。
勉強になった…。
これが「ファスティング1週間で3kg減!!!」の正体。
水抜けて筋肉痩せて鬼太りやすい状態。
人それぞれだけども私は栄養失調レベルのダイエット、オススメしません。
糖質は分量守れば心強い味方。
つーわけで 減☆量☆失☆敗☆
大会準備
普段やらないけどやりたかった事
- ネイル
- まつ毛パーマ
- アクセサリー制作
ネイルはスクエアオフ(爪の形)をオーダーした所、細長ネイルが爆誕して滅茶苦茶落ち込む。
誤差なのはわかってる。
傍目には全く気にならないですよね。
ただ私ネイル代惜しむ価値観の持ち主でして。
4,000-7,000円位はする物を3-4週間ごとに破壊して剥がすってよくよく考えると凄くないですか…！
でも当日1ミリでも綺麗に見せたいってハートのもとだったので暫く呆然でした。
【結論】
セルフジェルネイル練習します。
まつ毛パーマは根元から立ち上げる「パリジェンヌラッシュリフト」をチョイス。
まつ毛立ち上がって楽になりました。
うん。
どうせ当日はゴリッゴリに化粧するからマストではないですね。
でも湿ろうが立ち上がり続けるまつ毛を手に入れたよ。
なんか響きがゲン担ぎっぽくて気に入ってます。笑
アクセサリーは元々石好き×金属アレルギーでよく作ってました。
10年前くらいの話だけど。
普段から耳にボディピアスしてるのでカニカン(ちっちゃいフックみたいの)はめる形で取り付けてます。
つけるとこんな感じ。
ただ、実際そんな目立たねえ…。
でも衣装は大会指定、髪は今のところ染める気なし。
てことは個性出せるのここ位なので次回もオリジナル作ってこうと思います。
大会当日
千葉駅すぐのヘアサロンで10時からヘアメイク。
ハーフアップ×前髪はサイドに流す清楚スタイル。
素行の悪さが出たかな。
予選を迎える前に前髪崩れ落ちたよっ
清楚にはなれなかった。
耳にかけてなんとか凌いだので大会中コロコロ髪型変わってます。
天使に会ったルールミーティング
受付時間が11:00-11:20だったんです。
会場についたのが11:10頃。
控え室入ったら既に全員集合状態。
私10分前行動して偉いって思ってた。
もうド真ん中しか空いていないのでそこにとりあえずスーツケース置く。
当然ながら全然知ってる人居なくて心細い。
荷物開こうとしたら
「ルールミーティング行うので」と場内集合のアナウンス。
知り合いらしい選手同士が連れ立って控え室を後にする。
「え、なにこのぼっち感逆にすごい」
って思いながらとりあえず場内で席を見繕って座る。
すると天使降臨。
同じ出場枠の選手が
「ここ座って良いですか」
って声かけてくれたんです。
あやばいこれ書いててちょっと泣きそう。笑
いやね超心細かったんです。
くっそ嬉しかったんです。
超美人。超努力家。
個人事業主として働きながら夜は学校に通い、その中でトレーニング/レッスン/減量をこなしてきた頑張り屋さん。
そして滅茶苦茶優しい方。
一発で恋に落ちて一日中「好き」って言ってました。
ほんと気持ち悪くてごめん。笑
あっという間の予選
大天使様(声かけてくれた選手)から
「ステージライト強いから化粧かなり濃くした方が良いってきいた」
と聞き、緊急メイク開始。
出番まで1時間はあるはずが、化粧盛りたらすムーブしてたら秒でした。
ドキドキしながら舞台に向かう通路で待機。
大天使様が
「絶対勝とう!!一緒にファイナル行こう!!!」
「楽しもう!!!」
と天使砲ぶっ放す。
同じ初戦でもこんなにマインド違うのかと。
私自分の事でいっぱいいっぱいだったぜ。いえい。
私の推しオブ推し、また練習でもステージでも会いたいしなんなら応援に駆け付けたい。
そうこうしている間に出番直前、舞台袖に召集される。
前髪が超崩れてたのか、誘導役の方
「もうちょっと髪かけた方が良いかも」
と言ってくださる。
なんだか素敵なエネルギーを注入してもらっていざステージへ。
大問題発生。
マジで膝が笑う。
脚がガクガクで力が入らない。
多分足にバイブレーダー搭載されてた。
ビビりなのにしゃしゃり出る人生してきたから、人前とかステージとか慣れたもんだと思ってました。
正直な感想
「ここにいる全員こんなプレッシャーと戦ってんの意味わからん」
そっからは無。
考える余裕なんてないからひたすら身体に覚えてる事やってもらうゲー。
舞台捌けて天使様の元へ駆け寄る。
お互い
「脚の震えやばい」
まだガラガラだった背景布の前で写真撮りながらはしゃいでいると
「更衣室前に予選結果貼り出してます」
とアナウンスが。
いやその控え室戻りたくなさすぎる…!!!!
私1番。
あった。
よかった。
負ける気で挑んだりしませんけどね。
アクセサリー2種作ったり、ファイナル用のビキニ買ったり。
正直「ファイナル行けなかったら無駄になるんだよな」って思いながら準備してた。
だから嬉しいより一息つけたって感じで。
次の出番、ファイナルまでは1時間半、栄養摂って英気を養う時間に充てることにしました。
ベストボディ・ジャパン ファイナルステージ
「ベストボディレディース部門お集まりくださーい」
いやッッッ
早ッッッ
当日は1時間巻き位のペースで進行してました。
そしてここのインターバルで2度本業のお客様からお電話があり地味に仕事してました。
バタバタとステージ裏に向かい、舞台袖でステージ音声聞きながら最終練習。
あれよあれよという間に入場。
誇張じゃなく滅茶苦茶あっという間でした。
そっから先はもう雪崩みたいなもん。
ポーズとって場所移動してポーズとって。
ファイナルは規定のポーズをとりファーストコールで上位6人、以降2人ずつ脱落で上位2人まで比較審査されます。
予選はウォーキング審査もありますが、ファイナルでは規定ポーズのみ。
予選程には脚も震えず、しっかり体軸意識してひたすらポーズとるぞって思ってた矢先。
ファーストコール呼ばれて前に出る。
暗くなってスポットライト、パーン。
完全にフリーズ。
環境でガッツリひよりました。
規定ポーズ1周した後TOP4入りは出来ず元居た位置に戻る。
後で動画見返して一応それっぽい動きはしてたので安心しました。
ファイナル後のテンションリバウンド
緊張って極限までいくと解けたとき泣きそうになるんですね。
悲しいとか悔しいとかそんな感情全く湧かないまま、すげーなんか泣きたいの堪えてステージ後の撮影に向かう。
全身3カットにバストアップ2カットの超時短撮影。
データは公式で販売されるらしい。
ショービジネス×Web3.0って相性良さそうだよね。
ほぐれタイム
自分がやらなきゃならないっぽい事がすべて終わったので応援に来てくれたガールズを招集。
変なテンション引きずりながら記念撮影。
なんの心配もなくふざけられるのって良いね。
年甲斐なく緊張し続けて、たった10分ほどのステージ本気で疲れましたよ。
はじめて「推しうちわ」作ってもらった。
なんて素敵な経験させてくれやがるんだ。
表彰式
ハイテンション高すぎて私の持病「マシンガントーク」が暴発している中、表彰式を早めに執り行うアナウンスが。
巻いてたものね。
進行1時間巻いてたものね。
もう演目はないからとリラックスしてたのも束の間。
再びステージ上に立って急に心がザワつく。
ファーストコール呼ばれたって事は5位か6位。
表彰は5位まで。
え どっち どっちなんですかって完全そわそわ状態。
サッシュ、貰えたよぉおおおぉおお
今思うと滅茶苦茶有難い事なのに、表彰式では脳内「どっちなんだーーい」してたから理解が追い付かなかった。
ほんとすまねえ色々精進します。
戻ってきた私に天使様
「呼ばれた瞬間よっしゃって思ったもん」
天使どこまで天使なん…。
割と本気で私もうちょっと良い人になりたいって思った。
入賞者様方との撮影
自覚あったしさ。
私自身自分のココが嫌いかって言われたらそうでも無いんですけどね。
うそ、私の下半身、太すぎ…?
何かがおかしい。
こちらが上半身。
下半身アゲイン。
遠近法とかじゃなく何かがおかしい。
いや、昔から思ってたよ。
体重だけで言えばシンデレラ体重の時もありました。
でも誰よりも脚が太いの。
再度言う。
自分の脚嫌いなわけじゃない。
次回(多分)7月15日宇都宮大会【鬼の脚痩せ激絞大作戦】
正直変え方わからない。
筋金入りなんです。
幼少期から周りより脚太いのうすうす気づいてた。
でも半面、脚の血流の悪さも筋膜の癒着も、わかっていながらケアしようとすると激痛だから正直倦厭しがちだった。
おけ。
痛いとか関係ねえ。
死ぬ気で脚潰しにいったら変わるかどうか、やってみようと思います。
つーわけで方針としては減量方向継続。
5月中はクリーン食程度にお付き合いも大事にしたいです。
でも絶対太らない。
違う、フラグじゃない。
あとは上半身。
付け焼刃で肩甲骨寄せようが、顎を引こうが、いきなり体柔らかくなったりはしない訳で。
日常から姿勢矯正してもっともっと理想に近い立ち姿作ります。
そして技術面。
観てくださった方はわかると思うんですが、今回めっちゃシンプルに求められてる事だけこなしました。
片脚を上げたり、身振り手振りで華やかさを演出したりと、プラスしてできる要素はあったんですけども。
失敗する位なら余計な事しない。
むしろ競技ルール守るだけでいっぱいいっぱい。
我ながらつまらないヤツなの。
なんで、今度はもうちょっと装飾的部分を加えて、「見てもらえる人」になれたらなって思ってます。
もう前しか見えない。
だって初挑戦すっごい疲れましたけどめっちゃ楽しかったもの。
出る前は自分がボディメイクの世界でどのあたりに居るのか皆目見当もつかなくて
「私なんかが大会出るとか言って本当に良いの…???」
ってなってましたもん。
自分の前にちゃんと扉開いてるってわかった事が何よりも収穫。
つーわけでこれはスタートなの。
こっからやるよ。
絶対毎回自分を超える。
やっぱり人生は挑めば挑むほど楽しい。
ちゃんととっちらかった人生どこかで折り合いつくならつける気はあるので、もう少しワガママな生き方を許してください。
