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転職と非日常

転職と非日常

あっという間に五月、新生活してます、とまるです。
4月1日に今の会社に入社して一ヶ月、多分50回はメタバースって単語言った。
想像とだいぶ違う日々、この歳になって働き方がおぼつかない現状にヘコみつつも毎日励んでます。

同期って良いね

人生で一番長く勤めた会社を辞めるにあたり。
言うて6年ですけど。
同期が多分3年半ぶり位の感じで集まってくれました。

10人くらい居た同期も半数になり、自分が退職する側である事も自分自身びっくりで、なんか月日の流れを感じるね。

入社時は20代半ば、元気なパリピっぽいムーブしてた訳ですよ。
6年経つとね。

何も変わらんね。

ここ数年、夜遅くに帰って身の回りを整え寝不足気味で目を覚ます事に嫌気がさし、口癖のように「終電マジ無理」と飲み会を23時までに切り上げる工作をしてきました。
「ババアになったもんだ」と我ながら思っておりました。

気づけば同期と午前2時のカラオケ。
合いの手が飛び交いマフラーを振り回しソファー上で跳ね回る奇行の数々。
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「人にどう思われるか」とかゴリゴリ気にしちゃうタイプなので、普段若干「おとなしさの鎧」を身に付けてるんですが、中身はまだまだ元気らしい。
この中身が出てきちゃうのも同期といるせい。
気兼ねしない仲間ってやっぱ良いですよね。

陽キャ全開でインスタストーリーに「同期大好き」みたいなのあげてる人とは仲良くなれないけど、改めて同期が居て良かった。
ありがとう(何故かピンで採用担当やってらした)経営戦略室室長(前職前上司)。

結局4時までカラオケに滞在、「ラーメン行こー」で全員ラーメン屋に。
元ヤンマイメン達、クソ元気。

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私はボディメイク真っ盛りなのでおつまみのみ注文しました。(褒めて)

退職の日

部署を任されるようになってからサプライズや交流は全力でやってきた。
退職日には何か仕掛けられるかなって思ってた。

したら思った以上にやべーやつが来た。
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手前は寄せ書き、そこまではわかる。
奥の謎の書籍…
「トマル、止まらない」と題されたスタイルブックとやらを貰いました。
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中身は前職で制作した内装設計やらグラフィックやら詰まってました。
若干元メンバーのデザイン混じってる( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ )

滅茶苦茶感動したし嬉しかったんだけどびっくりしすぎてとれたリアクション、「え?????」
そして退職日、何とか置き土産を作りたく素材の作成をできる限り進める動きをしており、ガッツリ仕事モード。

退職日感ある振る舞いを全くできてなかったと思う。
うん、涙の一つ位流したかったさ。

でもメインで仕掛け人してたであろうメンバー、S女史が「ブログに載りたい一心でやりました」と言ってたので、ここでとりあげておけばとりあえず許してもらえるはず。

ガチで嬉しかったのは古参メンバー二人からもらった手書きの手紙。

「インサイドセールスの導入」っていうミッションを抱え、ルーティンワークが存在しない部署でのマネージャー就任。

若手メンバーに対して自分は何ができるんだろうって滅茶苦茶悩んだけど、二人とも今や縁の下の力持ち。
何よりも離れがたい縁だったけど、手紙を読んでて二人ならきっと良い方向に向かってくんだろうなって思えました。

コミュ障爆弾ながら社会人としての年数を重ねるほどに、いつかまた一緒に働きたいって思える人が増えてくの、幸せだなって思う。

いつかオーロラを観に行こう

有給消化なんてしない。
退職ギリギリまでの出勤を強制された訳ではないけども「現実的じゃない」っての半分「美学」半分。

でも有り余る有給をちょっと位使いたいなって思って行ってきました、徳島。

いきなり徳島スタジオ訪問

神戸に時間貸スタジオをかまえる@photo.sekai様の徳島スタジオへ、弾丸撮影に行ってまいりました。

随分前に一度書籍販売系でお声がけいただいて。
神戸遠いなー程度に思ってたんだけど

水曜休みだったので火曜と木曜に有給をとり、月曜の業務後に夜行バスで旅立ちました。
メンバーからは「元気ですね」って言われました。

今回は宣伝素材としての作撮り。
こんな感じで撮ってもらいました。
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そのほかポートレートページにちょいと追加をしたので是非ご覧くださいませ。

トレーニングの効果が目視できるようになった結果ちょっと調子乗って肌色み増してます。
ずっと被写体としてカラーがないのが悩みだったので腹出しは今後デフォにしてこうかな。

束の間の旅行気分

撮影目的で徳島に行ったため観光なんかは殆どしなかったものの、夜行バスからもうテンション上がりました。
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海部観光のバス、快適すぎる。
写真伝わりづらいけど広い、そして横カーテン閉まる。
何よりWi-Fi完備。

空気の違う場所って良いですよね。
明け方バスを降りた徳島駅前、非日常感マックスでした。
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めっちゃ都市じゃん。
(東京生まれ東京育ちの他県をなめる症状)

荷物を引きずりながら朝から開いてる温泉に。
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ホテルサンルート 徳島ロビー
なんか旅に出たって感じが凄いよ…!!!

温泉入って9時にカメラマンさんと待ち合わせ、そのままスタジオに入り2日間はカンヅメ。
宿泊先にゲストハウスを予約してたら心配されたけど滅茶苦茶良かった。
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シャワー付き個室。

民泊新法(住宅宿泊事業法)が施工された時、民泊系事業の事めっちゃ勉強してたから外泊時は好んでゲストハウスや民泊を選んでるんだけど、ここは中でも居心地最高でした。
HOSTEL PAQ tokushima

21時頃のチェックインで受付2人体制、朝食あり、部屋単価約8,000円。
採算合うのか心配になるレベル。

不動産シェアリング事業やってるといかに人件費かけずに小分けで回すかって事を考えざるを得ないけども、HOSTEL PAQの良かったポイントNo.1は対人対応。
安価なゲストハウスって事前に送られるコードで入館→タブレットでのチェックイン→表示されるコードで入室みたいなのが標準だと思ってるんだけど、人が居て親切にしてくれて挨拶ができる環境素晴らしいなって思いました。

今後とも無人シェアリングの手法を突き詰めたいと思ってるけど。


そんなこんなで朝風呂と宿泊先以外はほぼ旅行感ある事をしていなかったんですが、最終日だけはどうしても行きたい所があるとスタジオで交渉。

結果行けました。

大塚国際美術館

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知ってたけど規模。規模凄い。

もうね、ここ最近ちょっと気になる切り口の展示情報見かけたって行く事自体を面倒くさいと思ってしまってね、長らく美術館に足を運んでなかったんですけどね。

こんな美術館、もう外観からはしゃいじゃう。
なんか画塾生(高校生)の時に謎の高揚感持ちながら美術館に行ってた頃を思い出したよ。

展示もね、作品以外の部分で演出する事には賛否があるのかもだけど、空間づくりが凝らされた室内での実寸展示、私はめっちゃ好きでした。
otsuka museum of art1

otsuka museum of art2

モネの大睡蓮の横でコーヒー。
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優雅かよ。
完全に思ってたコーヒーのビジュアルと違ったよ。

丸3日の滞在にして観光に費やしたの約3時間、でも満足感がすごかったです。
滅茶苦茶広い&時間制限付きだったためほぼ競歩で回ってたんだけど、すげー色々考えさせられた。

アートについて学ぶと、「何を表現するか(≒コンセプト)」にぶち当たるのね。
そんな中で、例えば安易に「可愛い女の子」とか「綺麗な花」とかを描くのって、現代アート的考え方だとちょっとかっこ悪い事だったりするんです。

私もしばしば「10代女子の可愛いとカッコイイとかが投影された作品になっててチープに見える」って感じの言葉をかけられました。
でもやっぱ思ったね。

ルネサンス好き!!!バロック好き!!!!!!

憧れで物作りして何が悪いのかと。

宗教画に描かれる裸婦の多くは、ポルノとしてのヌードがNGだった時代に宗教画であれば所持を許された事から制作されたそうで。
個人的にはそういうリアルなニーズ叶えにいくのも立派なアートだと思う。

そんな事を考えながら競歩鑑賞してたら滅茶苦茶裸婦像描きたくなりました。
なんか方向性間違ってる気はするけども。

描く描く言って全然描けてないけど、アナログ絵の制作したいんだ。
大塚国際美術館に行って、その気持ちがさらに強くなりました。
時間が欲しい時間が欲しいお金が欲しい。

撮影もいっぱいして、絵も沢山描いて、あとオフでサービスの立ち上げもやりたい。
それでも時間ができる日がきたら、オーロラを肉眼で観たい。

いつかそんな日が来たら。
いつかそんな日が来たら。