「きっかけは小さな我慢でした」
ダメンズに悩んだ過去を持つS女史(仮名・25歳)は言いました。
私がダメンズ擁護女子の診療を始めて早1年、
すっかり本来の姿を取り戻した彼女と本日セッションを行いました。
そこで一つの真理に辿り着きます。
ダメンズを好いてしまう心理というのは
「モヤモヤする」
→「でも信じなきゃ」
のルーティンで我慢強い自分に美を感じている状態。
これは呪いと呼ぶにふさわしい。
よく居るじゃないですか。
DVされても「彼、私じゃなきゃダメだし」ってなってて
いざ別れると「あいつホント最低」って言う系女子。
あれ、完全に呪われています。
でもね女子の多くはそうなんです。
自分が我慢する事で何かを守りたいと思う生き物なんです。
前衛なんです、タンクなんです、パラディンなんです。
そんでもって守ってる自分自身に価値見出だせんの。
自己犠牲マイラブ。
でね、その間に見てるのは相手の事じゃないからねー。
相手を直視するに至るきっかけがあるとサーーーって醒めんの。冷めんの。
草臥れ儲けってヤツね。
もう満身創痍なんだよね。
(物理)
昨晩転んで帰って寝て起きたらこうなってました。
アイキャッチの
「意味わからなすぎてマスクの着け方わかんない」
って
実際に事務所で目の前でやられたんだけど、
今笑うだけで顔痛いの。
本当にやめてほしい。
話はそれましたが。
S女史の症例はかなり特殊で、呪いの治療は困難を極めました。
~1年前~
S女史
「彼氏のスマホ見て完全浮気してるって思って」
とまる
(スマホ見るとか現実世界であるの)
S女史
「GPS入れてくれなきゃ信じられないって話して」
とまる
(監視アプリとか現実世界であるの)
S女史
「位置情報みたら完全にラブホで」
一文でツッコミどころ多すぎて診療どころじゃない。
因みに位置情報ラブホなタイミングで確認いれたら
「バイト」
と言われたそうです。
ねえ、おばちゃんからすると二人とも強すぎ。
まあここまではあるあるだと思うんですよ。
いやねーけど。
色んな意味で。
一番衝撃受けたのは2人の同棲宅(S女史名義)に
督促状・督促状・支払督促by簡易裁判所、
かーらーのー【訴☆状】が届く。
彼、ここではMr.DMUとでも呼びましょうか。
Mr.DMUは浮気男であり借金男でもありました。
役満。
私は言いました。
振るつもりでクギさしてそれで別れたって良いジャマイカと。
「ダメ男呪い外来」で出来る事は、
ダメ男を「そいつはダメ男」と言い切る事のみだから。
でも呪われきったS女史は「できない」「言ってもダメなんです」と。
もうね「ダメ男呪い外来」はちゃんと然るべき機関が保険適用で診察を行うべきだと思うんです。
だってねアレ、病気だもの…!!
それもね、結構な数の女の子が発症してんの、私知ってる…!!
「ダメ男呪い外来」の直接的な治療内容は、
相手を直視するために背中を押す行為。
そこから現実に目を向けられるようになるまでの時間は個人差があります。
でもね間接的に、まずは話してみて、自分の中のモヤモヤと向き合ってみませんか。
少なくとも話してスッキリはするかもしれない。
ご相談お待ちしております。
なお「ダメ女」による呪いは対象外です。