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キャンプ未経験2人が図らずも雪中キャンプした話

キャンプ未経験2人が図らずも雪中キャンプした話

前々からマイエンジェルS女史とキャンプ行きたいねーって話をしていたんです。
でもお互いにわかミーハーなんでまずはゆるキャンしようと。
そう思ってたんですけどね。

めっちゃ雪。
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控えめに言って最高です。

着くなり雪投げつけてきたんでうっかり雪合戦しちゃいました。
ホントにS女史は可愛い。
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命懸けの遠足

S女史から「近くに温泉がある」と言われまずはひとっ風呂浴びに行く事にする。
ゆるキャンだから施設も設備もガッツリ使って快適に過ごしたって良いじゃないッッ

S女史とは仕事帰りに何度かスーパー銭湯へ行き、その流れ全般を「夜のOJT」って呼んでた。

今回は課外OJT@雪道。

死ぬかと思いました。

ご機嫌な風呂上がりから一変、キャンプ場への帰り道は地獄と化してました。

スリップ立ち往生の対向車がなんとか動こうと正面から突っ込んでくるんです。
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こっちはこっちで軽度のスリップを味わいながら渋滞に巻き込まれ、怪しい対向車と10分くらいの時間を共にしました。

なんとかキャンプ場近くまで戻り、下り坂に差し掛かった瞬間。
ちょっと黄泉の香りする滑りかたしてソッコーUターン。

結局駐車場に車を戻すことは諦め最寄りのスーパーに停めさせてもらう運びに。
突然お声がけしたにも関わらずスーパーの方が快くご案内くださって、本当に感謝しかない。

気を取り直して肉を喰らう

私の知る限り酒界最強の女、S女史。
「キャンプは肉だよね」→「肉は赤ワインだよね」のコンボがすんなり決まる気持ち良さ。

最近ケツ筋鍛える事だけ考えて生きてるため、私は重曹に漬けた鶏ムネ肉を持参。
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やっと重い腰あげてトレーニング始め、ブルガリアンスクワットに日々殺されかけてます。
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普段BBQとか行くと大体火起こし担当なんですけどね。
氷点下、本当に火が点かない。

現地購入したターボチャッカマンがまるで火を起こさず「マジ使えん」とボヤきながらの着火でしたが、帰宅したら同チャッカマンは元気に火を吹いてました。
チャッカマンも寒かったんだね( ⸝⸝⸝⁼̴́◡⁼̴̀⸝⸝⸝)

まるで燃えない木炭をなんとか燃やそうと、豚トロも燃料にする。
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こちらの豚トロはスタッフが美味しくいただきました。

二人とも酒が入ると完全に馬鹿野郎なので会話はどんどんアホな方向に。
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ボトル空けて午前様。
お互い「眠っ」つってスッと寝ました。

満点の星空を眺めたい

2021年はオンもオフも、自分自身のものではない問題に頭を悩ます事が本当に多くて。
日常をお休みしたいなーって思えば思うほど、S女史の「キャンプしましょう」が魅力的に聞こえてきた。

呑んだくれの雪山も大好きで、でも、ただただボーッと空眺めるとかもしたくって。

起床。
朝4時。

いっぱい星がいたよ。
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この写真、ブレちゃったけど流れ星撮れたんす。
私肉眼で流れ星観た事なくて。
写真でも流れ星が写ってる事が凄く嬉しい。

でもねこの時クイックシューめっちゃガタついてて、長秒露出が厳しくて。
キャンプギア揃えるなら三脚も新調ですね。

なんかね、iPhoneさんホント優秀だから一眼持ち歩こうって中々思えないんだけど、こうやって星の光を集めるのとか、やっぱり一眼ありきのもので。

だからね。
ごめんね。
愛しのZEISS。
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氷点下、自然とこうなりました。
※レンズは無事です。

あっという間に陽が昇ってすっかり晴れた銀世界。

狸ですかね。
可愛いお客さんも来てたみたい。
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足跡が私たちの残飯集めてた所までのびてました。

「朝はコーヒー淹れたいね」なんて言ったけども、水道は完全に凍りついてました。
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雪国出身のS女史は「雪の日の水道は少し流しとかないと」と、当たり前みたいな顔してましたが、私は雪が積もってるのを見る事すら数年に1度のイベントなので氷柱に無駄にテンション上がりました。

もうね、不便も恐怖もひっくるめて全部が幸せで既に森に帰りたい。
何歳になっても「氷点下も雪道も余裕」って言えるように、やっぱりみっちり足腰鍛えよう。