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夏季休暇

夏季休暇

一般的にお盆と言われる時期ですが皆々様いかがお過ごしでしょうか。
私は一週間ほど休みを遅らせてとっているため閑散とした事務所でひっそりと働いております。

事務所が騒がしいと自分の手元も賑やかになりがちで、ちょいちょい来るカットインに「仕事進まねー」って思うんですが、いざヒト気のない職場で作業すると結局そんなに進まないもんなんですよね。
張り合いってヤツなんですかね。

とにかく今日も元気だお腹がすいた。

最近被写体活動とか趣味制作とかホントしてない。
私が言うと冗談みたいな話ですが割と本気で仕事の事ばっかり考えてる。

集客もデザインもマネジメントも、全ては「伝える」って事じゃないですか。
いやー、伝えるのってホント難しい。
コミュニケーションとれる動物始めて31年なんですが、まだまだ修行中。

私とんでもねーシングルタスクだもので、頭いっぱいな事あると色々おろそかになるんですよね。
最後にインスタ更新したの6月23日だわ。
怖。

夏季休暇には絶対にアナログ絵に着手するって決めてます。
もう自分が絵を描きたいのかどうかもわからないけど、やっぱりこのまま企業である程度の制作業務こなして日々を過ごしていくってのは違うんじゃないかって思ってる。

いつ自由を失っても良いように自由に頑張りたいって、また気持ち悪い事考えてる8月中旬。

制作業務

きっと制作だけが業務になるような会社で、妥協の許されない環境でしっかりものづくりに取り組んでいたらもっと学べた事は多いかもしれない。
だけど不動産販売っていう制作とは無関係の会社でたまに制作している現状が丁度良い。

作画もデザインもコードも、誰ひとりとして教えてはくれない環境。
それでも神アイデア湧いちゃった時とか構築が上手くいった時とか、アドレナリン的なものが放出されるのを物理っぽく感じるの。

ちなみに「アイデアの神降臨!!!!」ってモードに入った時、だいたい3日後には「思ったより大した事無かったな」って思うんですけどね。

こうなっちゃった理由

中学~高校にかけてネトゲ廃人と化しファンサイト作成してた時期が、今の私を作ってるんだと思ってます。
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実母「気持ち悪い」

ホント気持ちの悪い娘やってましたが、良い経験したなーって心底思う。

まず発信病にかかった。

自分のプレイ画面をスクショしたもので小ネタ集作ったり、ゲームや日常について日々ブログを書いたり。
キャライラストもしょっちゅう描いては載せてた。

人に見てもらってコメントを貰える
定期的に見ててくれる人がいる
そんな環境が夢みたいで楽しかった。

そしてゲームに向き合う姿勢から人生を学んだ。

私にとってネトゲはチャットをしながら知らない人とキャッキャウフフできるものだった。
しかしながらそこには「効率厨」なる本物のネトゲ廃人が生息していた。

オンラインRPGで、よくあるモンスターを狩って経験値を稼ぐというタイプのものだったんですけども、

  • レベル上げる時の狩りは無言
  • ハイレベ層は1レベル上げるための所要時間が約20時間
  • 複数人での狩りは要課金(5h経験値20%UP←2,000円)
  • 種族(ナイトとかスレイヤーとか)毎にスキルの順番が決まっている
    みたいなテンション感で、表向き普通の学生生活をやっていた私には心底別世界でした。

でも思ったんです。
仲良くなった人たちとレベル差つけられたくない…!

そうやっていつの間にか朝5時まで狩り続けるような暮らしをし、ほぼ毎日のように叱られてました。
廃狩りは全然楽しくなかったしいつも眠かったしほんと意味わかんない。
でもな、心の修行としては最強だったと思う。

集客とか考え出した頃の話

大学生になってネトゲに向けてた勤勉さはどこかに消え失せてしまわれた。
それでも絵を描くたび、どうやって人に見てもらおうかと考えてました。

大学には絵を描いてる人が沢山居たから、そこにいる人々の作品をオンラインギャラリーとして掲載して、画商との仲介ができないかなーなんて思ってて。
勿論自分の作品を載せるために効果的な場所を作れればっていう下心いっぱいだったけども。

それで何故か「ちゃんとしたメディア作らなきゃ」「そうだインターン行こう」っていう謎の切り替え方してSEOやってたちっちゃな会社にお世話になる運びになりました。

当時スマホ対応のレスポンシブサイトなんてのもなくて。
iPhoneが多分3Gの時代。

結果から言うとインターン行っても何か技術を身につけさせて貰えるでもなく、「ちゃんとしたメディアを作る」には程遠い状態のまま、いつの間にか社会人って呼ばれるようになってました。

ただある程度の言語知識を要した中で、日々「PHPとはー」「SQLとはー」って本めくってた。
そういうのなんだかんだ全部今に生きてるのね。

当時「変数は箱」ってとこからつまずいてたけども。
プログラム初心者あるある。
それでも自分が教える側になった時、やっぱり「箱」って言っちゃう不思議。

いつの間にか目的と手段が入れ替わって、そのままどんどん時が過ぎていってしまっているよう。
でもね目の前の事に、間違った方向性だとしても本気で取り組んでみたら、後々いい事あるんだよなって思うよ。中年。

と、いうわけで。

今眼前には真っさらなシナベニヤとアクリルパネル。
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こいつに絵を描く事が何かのスタートになれば良いな。