自分の親ながら、母は綺麗な目鼻立ちをしていると思う。
父も母の容姿を気に入って結婚したと言う。
母は愛情深く幼くて我が強く内弁慶。
いわゆるインナーチャイルドが傷ついたまま大人になった人だと思う。
母は綺麗な顔立ちをしていたけども普段の服装や化粧には頓着しない。
母は私をしっかりと育ててくれたが一方で本当に最低限しか家事をしない。
休日珍しく家に居た父の食事を作る事を拒んだ母に怒り呆れ、
(勿論そういった日々を積み重ね積もり積もって)
父は「父の家」を買い出ていった。
私の親族の中ではどうやら、そんな母はクソ女らしい。
でも私は母が堪らなく好きです。
(そして急に食事を要求し「ちゃちゃっとで良いから」とか宣うメンズは受け入れ難いです。)
母に対してはね、ちょいちょい甘えてきよって妹に対するしょうがないなーって感覚に近いの。
めんどくさくてたまに叱っちゃうけどすぐにごめんねーって気持ちになる。
そんな母を頭ごなしに怒鳴りつけいつも泣かせていた父。
嫌だ。
父と母は本当によくぶつかり合っていたから、
母っ子だった私も父と頻繁に衝突していた。
怒りに任せて「落とすぞ」と言いながら小学生の私をバルコニーで”高い高い”した父。
嫌だ。
母と父の仲はどんどん悪くなって口をきく回数が減り、
その分喧嘩も減って少し暮らしやすくなった。
ただ娘に「離婚したらどっちについてくんだ」と問答を繰り返す残酷さがわからない父。
嫌だ。
次第に父は自分を「スポンサー」と称するようになり、
お金(=父)無くして暮らしは成り立たないと説き続けた。
家族を行動に拠らぬ所で自分の思い通りにしようとした父。
嫌だ。
父は顔立ちも良く富を得て華やかな日々をもてたと思う。
そして彼女を作り新たな家と生活を与えた。
気持ちすらもお金で買おうとする父。
嫌だ。
そんな父の顔色見ては怯えて振り回された幼少期の自分も嫌だ。
おかげでわざわざ「自分さらけだす」なんてコンセプト引っ提げなきゃいけないくらいには本音が言えんヤツに育っちまいましたよ。
そんな父はね、まだ私の勤め先じゃ定年退職にも満たん年齢ですが、
単身での暮らしが成り立たなくなりました。
最近ブログ更新するたびに介護介護言いつつボカしてきたけど私の父ね。
勝手に患って自分のお世話できなくなって、それすらも認めない。
そんな所が一番嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ
けどっ
ほっとけねーよクソが(´ •̥ ̫ •̥ ` )
本当に腹立たしいけど親子ってそんなんなのかねえ。
もう自分の事「嫌だ」って思いたくないのに、父の事傍観してたらなんとかなんねーかなーって思ってる自分は嫌だ。
若干親族の「親子ハラスメント」に心折れたってのもあるけど。
っつーわけで
仕方ないので身軽になる事にしました。
私の唯一本当に守らなきゃいけない存在と深夜のドライブをしてきまして。
「母が寂しがってるから」って言い訳しながら、
引っ越したばかりでまたストレス与えるの忍びなく思いながら、
愛鳥ドン様には暫く実家で過ごしてもらって、
私はいつでも父宅に向かえる仕様に。
つってもちゃんと介護体制整えられるまでの少しの間だけども。
ちょっとだけ、ちょっとだけ孝行しても良いかもしんない。
色んな想いからグーパンしたいができないのでブログで悪口書いた事くらいは許してくれな。
ノーマルエディションとまるの優先順位は「①デート→②チーム(部署)→③仕事」なんだけど⑦くらいに「(一時的)介護」を入れてやっても良いって思ってるから。
上手くいかないことってのは(傍目に当人のせいだと見えるものでも)心に影を落としますよね。
きっと衝突の絶えない家は父にとっても楽しいものじゃなかったと思う。
あまり覚えててもらえないかもだけど少しだけ次女と笑って過ごす時間をプレゼントしよう。
自分の事で悩めるって幸せなんだなあ。
明日食べるものを思い浮かべて楽しみにする時間は大事にしよう。
将来の夢は鯉のぼりに絵付けをする職人さんの弟子になる事です。
おやすみなさい。